青井阿蘇神社
大同元年(806)創建と言われる神社で、現在の社殿は相良長毎(さがらながつね)により、慶長15年~18年(1610~1613)にかけ造営されました。平成20年(2008年)には本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門、附(棟札1枚、銘札5枚)が国宝に指定されました。建造物の国宝指定は九州で55年ぶり5ヶ所目で、熊本県内に現存する文化財の国宝指定は初めて。
(令和3年に鹿児島県の霧島神宮が国宝に指定されたので、国内で最南端の国宝ではなくなりました)
熊本県内の国・県指定の社寺建築の9割が球磨地方に所在しており、青井阿蘇神社はその代表的な建造物とされています。
そして青井阿蘇神社の楼門前にある蓮池に架けられた「楔橋」はコンクリート造の3連アーチ橋で、大正10年に架設された、熊本県内で現存する最古のコンクリート橋梁と言われています。赤い欄干と装飾を凝らした要石が特徴で、6~7月には蓮の花が見頃を迎えます。また令和2年7月豪雨の影響でしばらく通行止めになっていましたが、2022年10月に復旧工事が終わり、再び渡れるようになりました。
施設名 | 青井阿蘇神社 |
住所 | 〒868-0005 熊本県人吉市上青井町118 | 電話番号 | 0966-22-2274 |
営業時間 | 社務所9:00~16:00 |
定休日 | なし |
WEB | https://aoisan.jp/ |